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WordPress復元テスト

  • 投稿者: yoshitakakai
  • 作成日: 2026年4月13日11:33
  • 更新日: 2026年4月13日11:35
  • カテゴリ: WordPress
  • タグ: 環境構築,

復元テストの目的

ただバックアップを取るだけでなく、WordPressサイトの運用上、何かしらの問題が発生した際にスムーズにサイトを復元できるように。そのほか本番環境とテスト環境を同じ状況で構築することで、プラグインのアップデートや、PHP、データベースのバージョンアップを行う際にどのような影響があるのか検証環境を構築するため。

条件

PHP、MySQL、WordPressは新旧同じバージョンを使用する

復元方法

バックアップデータを取得

  • 1.旧サイトのMySQLデータをエクスポート
  • 2.旧サイトのwp-contentとwp-config.phpをサーバーからダウンロード
  • 3.旧サイトでセキュリティプラグインを使用している場合は、使用しているディレクトリ内の.htaccessもダウンロード

バックアップデータを使って復元

  • 1.指定のディレクトリにWordPressをインストール
  • 2.バックアップデータからwp-contentとwp-config.phpをサーバーへアップ
  • 3.MySQLでバックアップデータをインポート
  • 4.復旧時にドメインが変わる場合は、Search Replace DBを使ってURL変換する(予めSearch Replace DBのファイルをwp-config.phpと同じ下層にアップしておく)
  • 5.旧サイトでセキュリティプラグインを使用していた場合は、バックアップデータから.htaccessをサーバへアップ
  • 6.ログインページ(/wp-admin/もしくはwp-login.php)へアクセス
  • 7.セキュリティプラグインを使用していない場合は、パーマリンク設定を一度保存して.htaccessを生成する

サイトチェック

  • 1.ログイン後に復旧先のディレクトリが使用された正しいページに遷移しているか
  • ドメイン設定、Search Replace DBでのURL変換などに問題がないかを確認
  • 2.静的ファイルのリンク切れ(CSS、JavaScript、画像、動画、音声などのファイル)
  • ドメインや復旧先のディレクトリが変わっている場合、Search Replace DBでのURL変換が正しく行われていて、尚且つ指定のディレクトリに静的ファイルが設置されていることを確認する
  • 3.ヘッダー・フッター等のリンク切れ
  • ドメインや復旧先のディレクトリが変わっている場合、Search Replace DBでのURL変換が正しく行われていることに加えて、管理ページのパーマリンク設定にて復旧後再度保存されているかを確認する

注意点

  • ・PHP、MySQL、WordPressの各バージョンは復元時にバージョンの差がありすぎると正しく復元できない可能性があるため、段階を踏んだバージョンアップを実施したり、最低限のデータ復元に留め部分的にデータをインポートするといった注意が必要。
  • ・復元前と復旧後でPHP、MySQL、WordPressのバージョンに違いがあると、プラグインが正しく動作しない場合があるため、その場合は適切なバージョンのプラグインに差し替えるか、復元前にできるだけバージョン差が生まれないようにする。
  • ・復旧前と復旧後でMySQLのバージョンが異なる場合(復旧前のバージョンがかなり古い場合など)、uploads内のファイルデータがインポート時に新データベースに正しく反映されないなどの問題が起きることがある(サーバーへのメディアファイルのアップ時刻とデータベースの時刻とで違いが発生する等が原因と考えられる)。その場合は、MediaSyncなどのプラグインを復旧先のサイトでインストールし、データベースへ反映させる必要がある。
  • ・復旧後のドメインが復旧前と変わる場合、ログイン後の遷移先のページが正しいか、各ファイルのリンク切れが起きていないかなどを必ずチェックし、問題があれば、都度Search Replace DBでのURL変換やパーマリンク設定の再保存等を行う。